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新しいサーバ管理ツール「 Windows Admin Center 」とは?

今回は、Microsoft社がProject “Honolulu”の開発コードで開発し、2018年4月に公開した”Windows Admin Center”について、その特徴や既存の管理ツール(MMC等)との使い分け、サポート環境についてご紹介します。

Windows Admin Centerとは?

今回は、Microsoft社がProject “Honolulu”の開発コードで開発し、2018年4月に公開した”Windows Admin Center”について紹介します。

“Windows Admin Center”はこれまで使用されてきたWindows Server管理ツールに加えて新しい管理ツールとして提供されました。

これまで使用されていた管理ツールは以下のようなものがあります。

・サーバーマネージャー
 ->GUIサーバで使用する管理ツール
・Microsoft管理コンソール(MMC)
 ->スナップインベースのGUI管理ツール
・リモートサーバー管理ツール(RSAT)
 ->Windowsクライアントにインストールして使用する管理ツール
・System Center Operation Manager  など
 ->Windowsシステムを対象とした性能およびイベント監視製品

Microsoft社は、「Windows Admin CenterはWindows ServerやWindowsクライアントの日々の管理作業で使用される多数のコンソールを統合し、現代的でシンプルな、統合型の安全なリモート管理環境を提供する」と述べています。

Windows Admin Center の特徴

1.ハイブリッド設計

Windows Admin Centerでは以下のように物理マシンからクラウドまで幅広く一括管理が可能です。
 ・物理システム
 ・仮想マシン
 ・任意のハイパーバイザー
 ・任意のクラウド上のWindows ServerおよびWindows 10インスタンス

2.豊富な拡張性

オンプレミスのサーバはもちろん、クラウドに接続し、仮想マシンを保護するため、特徴1で述べたように、Microsoft AzureのIaaSなど、クラウド上に展開したサーバの管理も可能ですが、Micorosoft社が公開しているDocsの情報によると今後はMicrosoft Azureの各種サービスとの統合も予定されているようです。
また、3rdパーティのハードウェア管理でもWindows Admin Centerを使用できるように設計を行っているとも発表されています。

3.統合ツール

これまでサーバ管理のために様々なスナップインを切り替えて管理する必要がありました。しかし、Windows Admin Centerを利用することで、1つのコンソールで全ての管理作業が行えることとなります。
リモートデスクトップも同じコンソール上から可能となります。
画面上にあれこれ開く必要がなくなるのでその点はとても便利になりますね。

 

サポート環境

現在のところ、Windows Admin CenterはWebブラウザ(現在は、Microsoft EdgeとGoogle Chromeで利用可能)で動作し、Windows Server 2012/2012 R2/2016、Windows 10の管理が可能となっています。また、今後公開される新しいWindows Server向けに最適化されていく模様です。

Windows Admin Centerのダウンロード

Microsoft社の公式サイトからダウンロードし、本番環境での利用が可能となっています。
インストールも5分で完了し、管理対象をターゲット設定する必要もないため、インストール後すぐに開始することができます!

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/manage/windows-admin-center/understand/windows-admin-center

まとめ

クラウド環境まで統合して管理するために設計されたWindows Admin Centerは様々な管理が一元管理でき、とても便利なものになっていますね。現在のところMicrosoft社は、これまでの管理ツールを廃止するということはないようですので、それぞれの利点などを考えつつ、使用用途を分けることが便利に利用するカギとなりそうですね。

Windows 10にローカルインストールができるので、ぜひ試してみてください!

 

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