新入社員がLinuxを勉強してみた!初めて知った歴史と3つのメリットデメリット

新入社員の私が、2ヶ月の研修の中で学んだことを整理する意味も込めて、「 Linux の誕生秘話」や「Linuxのメリット・デメリット」ついてお話しします。

Linux の誕生秘話

あなたはLinuxの誕生秘話を知っていますか??

私が研修で利用したLinuxの書籍には、「Linuxの誕生秘話」について次のように記載されていました。

Linus B.Torvalds氏が卒業研究の題材として開発したオペレーティングシステムをその基礎としています。Linuxと名付けられたオペレーティングシステムはTorvalds氏によってインターネット上に公開されましたが、最初は小規模なものでした。しかし、その存在はインターネットによって世界各地に伝わり、学生や研究者が手元に取り寄せ、中身を見たり触ったりを繰り返すうちに、世界規模の開発集団というものができあがってきました。プログラム改良、ドキュメント整備、プログラム評価など、いろいろな役目を持った人々がコミュニティに参加しLinuxを成長させていったのです。
(引用:㈱秀和システム発行 サーバ構築研究会 著 CentOS 7で作るネットワークサーバ構築ガイド p.2)

なんと、Linuxは世界各地の様々な人が関わって誕生し成長したOSなのです!

研修でLinuxについて学ぶまで、「OS」は企業が開発するものだと思っていました。このような誕生の仕方をしたOSがあると知り驚きました。コミュニティに参加すれば誰でも開発に携わることができるので、Linuxは今後もどんどん成長することが予想されます。すごいですね~!

Linux の「メリット・デメリット」

次に、私なりに感じたLinuxの「メリット」と「デメリット」についてお話しします。

Linux のメリット

 Linux メリット

©いらすとや

無料でインストールできる

LinuxはWindowsやMacと違い、無料でインストールできるオープンソースなのです。バージョンアップする際も費用はかからないので、無料で使えるユーザにとっては非常にありがたいメリットの1つです。

処理速度が軽快

Linuxは処理が早く低いスペックでも軽快な操作ができます。型が古くWindowsをインストールできないパソコンでも、Linuxをインストールすれば快適に使用することができる場合があります。

自由にカスタマイズできる

Linuxは、用途に合わせて「自由にカスタマイズ」が可能です。個人で使う場合も企業で使う場合も、独自の仕様にカスタマイズできます。自分が使いやすいようにアプリケーションや設定を変更できるため、自分だけのオペレーティングシステムが出来上がります。

Linux のデメリット

 Linux デメリット

©いらすとや

コマンド入力による操作

Linuxでは(全てではありませんが)操作する際にコマンド入力が必要です。WindowsのようにGUI操作が多い環境では、コマンドに慣れていないと操作が大変に感じてしまうかもしれません。

慣れていないとマニュアルを見つけ辛い

コマンド入力に慣れていない内は、目的の操作をすぐに見つけられるような検索ワードがわかりません。そのため、最適なマニュアルを見つけるのに時間がかかってしまうことがあります。また、OSバージョンの違いによってコマンドが異なっていることがあります。操作の手順を見つけたとしても「別のバージョンのマニュアルを見ていた、、」なんてことがあったりなかったり。

対応しているアプリケーションが少ない

Linuxの場合は、Windowsのように対応しているアプリケーションは多くありません。Windowsのように、いつでも気軽にインストールして利用することができません。

この他にも多くの「メリット・デメリット」があると思うので、気になる場合は調べてみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「Linuxの誕生」や「Linuxのメリット・デメリット」についてお話ししました。

私は研修をきっかけにLinuxを使うことになりましたが、今まで使っていたWindowsと違う「コマンド入力」にはとっても苦労しました。しかしながら、たった2ヶ月間の研修でファイルの作成・編集・表示やファイアーウォール設定、ソフトのインストールを問題なく行えるようになりました!

「コマンド入力」に苦労するのは最初のうちだけで、すぐに使い慣れることができます。

私の記事を読んで、Linuxに少しでも興味を持たれたならば、是非1度使ってみてください!