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esxtop簡単使い方講座

vSphere仮想化基盤のリソース/パフォーマン監視は物理環境での性能監視と同様に必要となります。今回は、ESXiのリソース/パフォーマンス情報を取得するためのesxtopコマンドの使い方について紹介させていただきたいと思います。

esxtop簡単使い方講座

こんにちは。
(株)EITのMです。
今回はVMware(ESXi)の性能監視に関して、esxtopコマンドのお話をしようかと思います。

esxtopとは

ESXiでは、esxtopコマンドを実行することでESXiのリソース情報を取得できます。Linux をご存知の方はtopコマンドと類似の形式でリソース情報を出力できることをご想像いただければと思います。

esxtopには、対話モード / バッチモードの2つのモードがあります。それぞれの簡単な使い方についてみていきましょう!

 

対話モードでの実行

ESXi にssh 接続でログインし“esxtop” を入力します。
図1のようにESXiのリソース情報を表示することができます。

(図1)esxtopの実行結果
WS000003

対話モードは、特定の単一キーコマンドを押すことでディスプレイを切り替えて必要なリソース情報を表示できます。図1は「CPUに関する情報」を表示した場合の例です。

(表1)単一キーコマンドの意味
WS000007
対話モードの実行中に「f」を押すことで表示フィールド(項目)を切り替えることができます。例えば、「仮想マシンのディスクに関する情報」について、次の情報のみを表示するようにフィールドを選択する場合、図2のように必要なフィールドの前に* がつくように構成します。フィールドを選択することで、必要な情報のみを取得することができます。
例)取得するフィールド
-GID
-VM Name
-Virtual Device Name
-Number of Virtual Disks
-I/O Status

(図2)表示フィールドの変更画面
WS000006

「W」を押し、現在の対話モードで利用しているユーザーが構成した出力設定を、定義ファイルとして保存することもできます。保存した定義ファイルはバッチモードの実行時に利用することができます。

 

バッチモードでの実行

バッチモードでは、esxtopの結果をファイルとして出力することができます。
コマンドは以下のように実行します。

“esxtop -c 構成ファイル名 -b -d XX -n YY > 出力ファイル名”

このコマンドでは、指定したユーザー定義の構成ファイルに従いリソース情報を出力します。XXはデータの採取間隔(秒)、YYはデータの採取回数(回)を指定します。
バッチモードで生成したファイルをもとにESXiの性能情報を確認/分析することができます。

(図3)バッチモードでの実行例
WS000005

 

最後に

今回はesxtop コマンドを利用したリソース情報の取得方法について説明させていただきました。取得したesxtopの出力結果はリソース/パフォーマンスを監視するために重要な情報ではありますが、初心者が出力データから性能情報を読み取り、分析するのはなかなか難しいのではないでしょうか。

リソース/パフォーマンス情報の監視のために、VMware社からはvRealize Operations Manager という製品が提供されています。vRealize Operations Managerでは、視覚的にvSphere仮想化基盤のリソース/パフォーマンス情報をわかりやすく表示し、vSphereの初心者でもvSphere 仮想化基盤のリソース/パフォーマンス情報を把握できます。
vRealize Operations Manager を利用したリソース/パフォーマンス情報の監視については、また別の機会に紹介させていただきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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