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DFSレプリケーションの少し深い話

DFSレプリケーションについてお話します。

こんにちは。EITのKです。

最近、Interop Tokyo に行ってきました。
目的は、下記です。

 ①「ShowNet」のトポロジ図が見たい!
 ②会話する機会が少ない全国に支社がある企業様との交流
 ③最新の通信技術が気になる

福岡で働いてますので、刺激を求めて東京に行きましたが、モチベーション上がりました!

その中で特に良い情報としては、下記がありました。

① Splunk Enterprise
任意のソースからログとマシンデータをリアルタイムで収集・可視化することで異なるメーカーであってもログの一元管理ができるマシンデータ分析プラットフォームです。

② CYLANCE PROTECT
人工知能アルゴリズムを活用し、エンドポイント上で実行される前に攻撃を予測防御する。
また、日本語対応したクラウドベースの管理コンソールなので、使い勝手も良い。
 
③ WatchGuardのFirewallアプライアンス
社内NWに接続しているデバイスを探索し、WebUIにネットワークマップとして表示。
これにより、IPアドレス、MACアドレス、OS情報などの情報が取得できる。

上記は、今後、地方でも盛り上がりそうなので、楽しみです。
セミナー情報は以上です。

 

DFSレプリケーションについて

では、今回の投稿タイトル・・・・・・・・・

DFSレプリケーションについて、お話ししようと思います。

DFSレプリケーションとは

複数台のファイルサーバへのアクセス方法を簡素化することで、利用者の利便性を向上させ、負荷分散性と可用性を確保する「ファイルサービス」の仕組みです。

要するに

異なるサーバのそれぞれの異なる共有フォルダを名前空間を利用して、あたかも1つのファイルサーバの共有フォルダ群として、利用できる機能です。

 

<イメージ図参考>
 https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc771058(v=ws.11).aspx
 https://thinkit.co.jp/images/article/789-101.png

 

実際の構築は、各メーカーからも発行されてますので、割愛しますが、マニュアルには記載されていない経験談をお話ししようと思います。

 

◆経験談1

同じ共有フォルダ名を持つ、複数のファイルサーバにて、同じ共有フォルダを冗長化するような運用は慎重に。

下図を見てください。
  
  
  
  
このような構成の場合、レプリケーションのテクノロジーが複雑でうまく動作できず、場合によってはデータが損失する可能性があります。このような構成にしたい場合は、バックアップを取得し、万が一に備えることをおすすめ致します。

 

◆経験談2

レプリケーションは、あまりおすすめ出来ない。
   
DFSレプリケーションは、リアルタイムで複数のサーバの共有フォルダを同期するテクノロジーですが、その間隔は、セッションの負荷やネットワークに依存するので、制御が困難です。
同期したいが、リアルタイムじゃなくても良い場合は、Robocopyを検討して下さい。
どうしてもリアルタイムのレプリケーションを行いたい場合は、専用ソフトウェアの購入をご検討下さい。

 

◆経験談3

ActiveDirectoryとファイルサーバの同居状態でDFSレプリケーションを活用する事はおすすめ出来ない。

  
ファイルサーバの使用容量によりますが、大容量のファイルサーバ(○○TBなど)であれば、ActiveDirectoryとファイルサーバは別居させた方がレプリケーションの動作はスムーズかもしれません。
全般的に言える事かもしれませんが、ActiveDirectoryサーバと他のシステムを同居させる導入は、運用フェーズでサーバスペックが足りなかったり、トラブル発生時の切り分けが困難な場合があります。
なるべくActiveDirectoryサーバのみ、かつ物理サーバでの導入をおすすめ致します。

 

以上、DFSレプリケーションについてでした。

せっかく便利な機能なのでノウハウを貯めて、快適なシステム運用を。

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