もくじ
初めての請負業務
皆さまこんにちは!今回ブログを担当する入社1年目の K です。
今回の記事は、入社後はじめて担当した案件について学んだ・感じたことを
書かせていただこうと思います。
私が携わった案件は無線APの工事前・工事後サーベイを行うというものです。
ネットワークについては、まだわからないことが多いですが
先輩方と協力会社の方と一緒に、学びながら業務を行いました。
AP(access point)とは
アクセスポイントは無線LANを構成する機器の一種で、ノートパソコンやスマートフォンなどの
無線LANクライアントと相互に接続したり、 他の有線LANに接続する機能を持っています。
いわば、有線LANと無線LANの仲介役ということです。
アクセスポイントがあると、無線LAN(Wi-Fi)としてネットワークに接続できるため
無線が届く範囲ではどの場所でも通信ができます。便利ですね!
サーベイとは
簡単に言うと、電波状況の調査のことです。
AP設置前の調査と、AP設置後の調査(事前・事後)に分かれます。
設置前の調査では”外来波”の状況と、電波強度・ノイズ強度を確認します。
設置後の調査では、導入したAPが設計通りの電波状況なのかを確認します。
外来波とは、外からくる無線電波のことです。
外来波が、APの無線電波に強く干渉する場合は
干渉しないようにAPの無線チャンネル(チャネル)を変更します。
また、APから受信した電波の強度とノイズの強度を測定し
そこから電波の品質が良いのか悪いのかを判断します。
事前サーベイ開始!
前述の通り、まずは電波強度とノイズ強度の測定です。場所はAP設置予定の建物内で行います。
測定用のAPを設置し、その周りを携帯電話のような端末で測っていきます。
ノイズはそこまで強くなく電波強度は十分で、特に困ったこともなく測り終えました。
次に、外来波の測定です。こちらは建物から離れて行います。
外来波の調査でも問題ありませんでした。 安心してAPを設置できそうですね。
APを設置後は事後サーベイです。
AP設置完了~
さあ、事後サーベイです。
設置されたAPに対し、ノートパソコンなどの無線クライアントを用いて
電波状況を確認します。
しかし、設置されたAPの一つが正常に動作していないことが判明…
協力会社の方と原因を探るもなかなか改善できず。
その後、どうやらネットワーク体系で問題があるらしく、先輩方と協力会社の方で
ようやく解決することができました。
原因を詳しく説明して頂きましたが、私にはまだ理解できませんでした…(笑)
まだまだ勉強不足ですね。
まあ問題も解決できたので、無事に調査終了です!
今回の業務を終えて
今回の案件に携わる中で、ネットワークについて深く知れたことが非常に良かったと思います。
例えば、ネットワークを構成するために用いるL3(L2)スイッチの取り付け方や
光ケーブルをLANに変換するメディアコンバータという機械があるということを知りました。
ネットワークについては、研修である程度学んでいましたが
実際に業務を行ってみないとわからないことも多いと感じました。
今後も業務経験をこなして、一人前のエンジニアになれるよう頑張っていきたいと思います。
ただ、大変だったことが一つ… 時期が真夏だったこと。汗が流れるほど暑い!
建物内でも冷房が効いていないところがほとんどで
着ていた作業着がぐしょ濡れ状態になることも…
ですが、その分業務を終えたときの達成感はあったのかもしれません(笑)
つたない文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。