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ノートPCのHDDをSSDに換装!
みなさまこんにちは。
EITのYです。
今回は、ノートPCのHDDをSSDに換装する仕方をご紹介したいと思います。
SSDとは
SSD(Solid State Drive)とは、フラッシュメモリを用いた記憶装置のことです。
最近では、小型のノートPCやスマートフォンに使用されていて、一般的に読み書きの速度が速いことで耳にしたことがある方も多いかと思います。
HDDとSSDの違い
ここでは、HDDとSSDの違いについて簡単にご紹介すると、
- HDDに比べて、SSDは処理速度が速い
- SSDはフラッシュメモリを用いていることから、動作音が静か
- 同容量のHDDと価格を比較した場合、かなり高価
- HDDに比べて大容量化が難しい
などの違いがあります。
換装前準備
まず換装前準備として、HDDと置き換えるSSDの準備をします。
一般的に、ノートPCに使用されるHDDの「サイズと規格」は「2.5インチのSATA」です。
※HDDのサイズは、使用しているPCのメーカーのHPなどを参照し、正確なHDDのサイズを確認してください。
今回準備したSSDは、Intelの535s Series120GBで某通販サイトで、おおよそ1万7千円でした。
使用中のHDDの300GBより少ない120GBのSSDを準備しました。
さて、ここからは実際にSSDに換装する手順をご紹介します。
1.HDDの容量を削除する
準備したSSDが使用しているHDDよりも容量が少ない事から、不要なアプリケーションや画像の削除やUSBメモリなどの記憶媒体に移す作業を行います。
(ここでかなり時間がかかってしまいました・・)
2.今回の移行で使用するIntelのソフトウェアをインターネットからダウンロードし、インストール
Googleなどの検索エンジンを使用して、「Intel Data Migration Software」をダウンロードします。
インストールはウィザードに従って進めて問題ありません。
3.Intel Data Migration Softwareを起動し、HDDのデータをSSDにクローンします。
4.クローンモードの選択画面が表示します。「自動(推奨)」を選択し、次へ進みます。
5.クローン元のディスク(HDD)を選択し、次へ進みます。
6.クローン先ディスク(SSD)を選択し、次へ進みます。
7.SSDの容量を超過していなかった場合、下記の画面が表示します。実行をクリックして次に進みます。
8. ディスクのクローンが開始されます。
9.再起動を促されるので、再起動をクリックします。
10.再起動が行われ、ディスクのクローンが作成されます。クローン作成終了後、PCがシャットダウンされます。
11.SSDを換装
PCが正常にシャットダウンされたことを確認したら、HDDを取り出し、SSDを換装します。
HDDとSSDの動作差異
HDDをSSDに換装して、動作がどの程度変わったのか検証を行いました。
検証内容:PC電源投入~ブラウザ(Internet Explorer)を起動し、検索画面が表示するまでの時間を比較
HDDの場合
SSDの場合
HDD使用時は、ブラウザを開くまで約3分30秒かかったのに対して、SSD使用時はたったの21秒でした。
環境によりますが、HDDをSSDに換装するだけで、こんなにも快適になるなんて正直驚きました。
PCの動作が遅くて悩んでいる人は、SSDへの換装を検討してみてはどうでしょうか。
最後まで御覧いただきありがとうございます。